パソコン 基礎知識

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パソコンの普及率は今や80%以上と言われています。 ほんとんど一家に一台と言った感じですね。 では「パソコンとはそもそも何なのか?」 これからパソコンを始める人、既に始めている人、 ここでパソコンの基礎知識を学んでください。

パソコンの基本的な構成


パソコンとはパーソナル・コンピューターの略で、 直訳すると個人のコンピューターという意味です。パソコンまたはPC(ピーシー)とも略されます。


パソコンの種類には、デスクトップタイプ・ノートブックタイプ・タブレットタイプなどがあります。 それぞれ外見は違うものの内部の構成は同じです。

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パソコンの基本的な構成は、大まかに次の4つとなっています。

@処理装置:CPU
CPUとは、制御装置・演算装置ともいい、人間の体で例えると頭脳部分にあたります。
代表的なメーカーは「インテル」という会社が有名ですね。

A記憶装置:
記憶装置には、主にHDD(ハードディスク)やメモリなどがあります。 こちらも人間の体で例えると頭脳部分にあたりますが、こちらは要するにデータを蓄積する装置です。
容量が大きいほどたくさんのデータを保存できます。

B出力装置:
出力装置には、主にディスプレイ(画面)とプリンターがあります。
ディスプレイはパソコン本体とつなぐ画面です。ちなみにノートブックタイプやタブレットタイプのディスプレイは、パソコン本体と一体化されています。
プリンターは字のごとく、データをプリントする機械(印刷機)です。


プリンターとディスプレイ

C入力装置:
入力装置には、主にキーボードとマウスがあります。キーボードは主に文字を入力する(書く)装置です。
マウスはパソコン本体につなぐと画面に矢印が表示され、マウスを動かすとその矢印も同時に動きます。そうしますと、画面内のさまざまなボタンをクリックすることができ、パソコンがより便利に使うことができます。


キーボードとマウス

◆パソコンを机に例えると


メモリ 机上のスペース
作業をする場所: メモリの容量が多い=机上のスペースが広い



HDD(ハードディスク) 引き出しスペースの広さ
ファイルを保存する場所: HDDの容量が大きい=引き出しを何段も収納できる。



フォルダ 各引き出し
HDDの中にある、さらにファイルを分けて保存する場所: Windowsには、ファイルを整理・収納するためのフォルダというものが複数あります。フォルダ=各引き出し



CPU 作業をする人
計算処理を行う: CPUの周波数が大きいほど、作業速度(処理スピード)が速くなる。



アプリケーション・ソフト 作業をする道具
紙や鉛筆など作業に必要な道具: ソフトには、文章を書くためのワードや、計算ができるエグゼルなどがあります。 さまざまな目的によって道具(ソフト)を使い分けます。

パソコンの主な構成パーツ


OS(オーエス) パソコンを動かせるようにする基本ソフトウェア。 主にウインドウズのことをいう。
正式名称 : Operating System(オペレーティング・システム)

Microsoft社のWindowsOSには、
主に家庭用OSとして Windows3.1→95→98→ 98 Second Edition→Millenium Edition(略してWindowMe) というバージョン(版数)がある。

主に企業内のネットワークに使用されているOSとして Windows NTがある。 Windows NTの後継として、2000年2月にWindows2000が発売された。

2001年の11月に、WindowsMeとWindows2000の機能を融合した Windows XP が発売された。
WindowsXPには、WindowsXP Home Editionと、更に内容の充実したWindowsXP Professionalがある。



HDD
(ハードディスク)
データやアプリケーションを保存する代表的な記憶装置。

正式名称 : Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)

ハードディスクにはOS、プログラムやファイルが記憶されています。
大きい程、たくさんのソフトウエアやデータを保存出来る。

記憶されているデータをどれだけ速く読み込めるかによって、 プログラムが起動する速度が変わってきます。 たくさんのファイルを読み込む場合の処理時間は、 ハードディスクの性能によっても差が出てきます。 ハードディスクのアクセス速度が速い程パソコンの処理速度も速くなりますが、 反面、アクセス速度が速い程熱を発しやすく音もうるさくなります。

最近は映像データ処理やテレビ録画が行えるソフトがインストールされた機種も多くなり、 ハードディスク容量は30GBから120GBくらいが主流となっています。 テレビ録画の場合、目安として60GBなら標準画質(4Mbps程度)で20〜30時間の録画が可能です。



メモリ 一時的記憶装置でパソコン内の作業場所ということが出来る。
一般的にメモリといえば、メインメモリの事を指す。

メモリには種類がある。
ROM(リード・オンリー・メモリ)データの読み出し専用のメモリで、電源を切っても中のデータが消えない為、 パソコンを動作させる基本的なものが保存するのに用いられている。
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)メインメモリや画像用のメモリVRAMなどが含まれる。 「メモリが足りない」と言うのを良く聞きますが、これはRAMの容量が足りない状態の事です。

メインメモリ : 一時的にデータを保管する部品。同時に複数のソフトを使用する時や、 大きなデータを扱う時は容量が大きい方がいいです。容量が大きい程、処理能力が大きくなります。 メインメモリの容量が少ないと、CPUがどれだけ優秀でも本来の性能が十分に発揮できず、 パソコンの動作スピードは遅くなってしまいます。キャッシュメモリ : CPU内部に設けられた高速な記憶装置。 使用頻度の高いデータをキャッシュメモリに蓄積しておくことで、メインメモリへのアクセスを減らし、処理を高速化します。 最近のCPUでは、キャッシュメモリを2段階(2種類)搭載しているものがあり、 CPUが最初にデータを読みに行くのがより高速でより容量の小さい1次キャッシュ、 1次キャッシュにデータがなかった場合はより低速でより容量の大きな2次キャッシュに読みに行きます。 メモリの容量をチェック。Windows 2000なら128MB以上、Windows XPなら256MBは最低限ほしい。 より快適にサクサク使いたいならこの2倍は必要です。



CPU 中央演算処理装置。

正式名称 : Central Processing Unit(セントラル・プロセッシング・ユニット)

コンピュータの中心部分で人間の脳にあたる。作業に必要なあらゆる計算処理を行います。
周波数が大きい程、高速に動作します。
CPUの種類によっても性能が異なります。



ディスプレイ モニタ、スクリーンともいう。
アクティブマトリクス方式…残像が少なく視野角も広くコントラストが高く、反応速度が速いことから、 コンピュータのディスプレイなどに広く使われています。TFT

・CRTモニタ(ブラウン管)
CRTディスプレイは大きく分けて、 アパーチャグリル方式とシャドーマスク方式に分かれます。
前者は電子ビームをスリットを通して、後者は細かい穴を通して絞り込み正確な像を結びます。
アパーチャグリル方式は電子銃の違いによって、ソニーのトリニトロンと三菱電機のダイアモンドトロンに分かれ、 シャドーマスク方式のディスプレイは表面が平らになるようにしたものが主流となっています。

・モニタの解像度
モニタにはXGA、SXGA、UXGA等の種類があり、各々解像度が異なります。
 XGAは横1024×縦768ピクセル、 SXGAは横1280×縦1024ピクセル、UXGAは横1600×縦1200ピクセルの解像度となっています。
デザイン等の作業をする方や画面を広く使いたい方には高解像度のSXGAやUXGAをお勧めしますが、 ノートパソコンの場合などはA4サイズのモニタでは画面が広く使える分アイコンなどが小さく表示される為、 ちょっと見づらい面があります。




ドライブ データを記憶しているメディア(フロッピーディスクやCD-ROMなど)を動かす装置。

・FDD フロッピーディスクドライブ。 3.5インチで1.4MBのデータの保存が出来る。
・CD-ROM CDの読み込み専用 ドライブ
・CD-RW CDへの書き込みが何度も出来るドライブ
・DVD-ROM DVDの読み込みが出来るドライブ
・DVD-R/RW DVDを読み出し、書き込み、書き換えが出来るドライブ
・DVD-RAM DVDを読み出し書き換えが出来るドライブ



アプリケーション 通常、ソフトといえば下のようなアプリケーションソフトの事をいう。(アプリともいう。)

正式名称 :  アプリケーション・ソフトウェア

メールソフト、インターネットブラウザ、 ワープロや表計算、データベースなどコンピュータを使って、文書や表、データベースを作るなど、 それぞれの目的を実現するためのソフトウエア。




インターフェイス ハードウェアを接続するときの規格のこと。

・USB パソコン周辺機器やマルチメディア機器と接続するポート。
USB 1.1とUSB 2.0の規格があり、USB 1.1の転送速度は最高で12Mbps(1.5MB/s)というかなり低速な規格であったため、 高速転送の需要を満たすUSB 2.0が策定されました。USB 2.0は最高480Mbpsという高いデータ転送速度となっています。
・i-Link
(IEEE1394)
パソコン周辺機器やマルチメディア機器と接続するポート
・モデム インターネットやFAX送信をアナログ回線で通信する為のポート
・LAN パソコン同士をつなげる為のポート
・シリアル データのやり取りをするためのポート
・パラレル
主にプリンターを接続するためのポート
・マウス(PS2) PS2マウスを接続するためのポート  
・光ケーブル端子 オーディオ機器と接続する為のポート
・映像IN S映像入力端子:S端子搭載のTVやビデオにつなげると、パソコンに映像を表示させることが出来ます。
コンポジット映像入力:TV等のラインアウト端子からPCへ映像を表示させることが出来ます。対応ソフトがインストールされていればTVやビデオの映像をパソコンに保存することが出来ます。
・映像OUT S映像出力端子:パソコンの映像をS端子搭載のTVやビデオに表示することが出来ます。
コンポジット映像出力:パソコンの映像をTV等のラインイン端子へ流すことが出来ます。対応ソフトがインストールされていればパソコンで作成した映像をTVやビデオで流せます。
・サウンド ラインイン:TVやビデオ、ステレオなどから音をパソコンに取り込めます。
ラインアウト:パソコンの音をTV等に出力します。
TVチューナー用音声入力端子:TVの音声をパソコンに取り込めます。
・TVチューナー TVをPCで見るためのアンテナを接続するポート
・マイク マイクを接続する為のポート
・ヘッドフォン ヘッドフォンを使う時に接続するポート
・赤外線(IrDA) プリンターやPDAなどのデータを無線でやり取りするためのポート


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